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オペラ ヤマタノオロチ 2016 in パーシモン


公益財団法人 北野生涯教育振興会 創立40周年記念公演
加藤昌則 歌劇 『 ヤマタノオロチ 』 2016 in パーシモンホール



【 第1部 】

講談 : 『 国生み神生み 』

   女流講談師 : 宝井 琴柑

合唱 : 『 届けよう想いを込めて 』

   指揮・指導 : 田中 裕美
   ピアノ    : 飯田 ゆりえ
   中目黒小学校合唱団


【 第2部 】  オペラ 『 ヤマタノオロチ 』

宮本 益光    スサノウノミコト
伊藤 純      ヤマタノオロチ
青木 エマ     アマテラスオオミカミ
三宅 理恵    クシナダヒメ
牧川 修一    アシナヅチ
穴澤 ゆう子   テナヅチ


作曲・指揮  加藤 昌則
台本       たかはし けいすけ
演出       宮本 益光

管弦楽 : オペラ 『 ヤマタノオロチ 』 特別編成オーケストラ

合唱 : 公募による オペラ 『 ヤマタノオロチ 』 特別編成合唱団
     日本声楽家協会 合唱団

バレエ : 東京シティ・バレエ

合唱指揮  竹内 雅挙
合唱指導  太田 小百合   米谷 朋子


主催・問い合わせ : 公益財団法人 北野生涯教育振興会   ☎ 03-3711-1111


2016年03月06日 (日) 14:00

於 : めぐろパーシモンホール 大ホール   ≫ アクセス
〒152-0023 東京都目黒区八雲 1-1-1   ☎ 03-5701-2924


 オペラ ヤマタノオロチ

 オペラ ヤマタノオロチ


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【 館主敬白 】 03月27日、アウエルバッハさんのコンサート も同様ですが、演奏家の皆さんが 来る日も来る日も 過去の遺産ばかりで食いつないで いくのには無理があります。 もちろん、時空を乗り越え生き残ってきたものにはそれなりの理由があって、それぞれ素晴らしく、その事に全く異論は無いのですが、化石遺産ばかりに頼るのではなく、循環型の、持続可能、再生産可能な社会にしていかないと、地球はいずれ破綻 してしまいます。 ベートーヴェンの五番目の交響曲、あの C moll はそれを暗示しているのかもしれません。 ハ短調。  ^^;

という訳で、今を生きる方々にも 大いに曲を作り、発表して頂きたいです。 アウエルバッハさんが自曲に 『 24の前奏曲 』 と命名するのと同様、バッハ も ショパン も ドビュッシー も、それぞれ 大いなるプレッシャーの中で時代の最先端を走って ( と言うか、自分の信じる道を 真っ直ぐ進んで ) いたはずで … もっと言えば、今はかえりみられる事のない無数の曲たちも存在するはずで …

しかも 今回の 『 ヤマタノオロチ 』 は再演なのだとか。 オペラの初演すら 絶望的に難しい中、再演とは。 このオペラを評価する眼差し、新作依頼ではない という発想。 北野生涯教育振興会様、素晴らしいです。 何の役にも立ちませんが、当館もそれを応援させて頂きたいです。 

そして 加藤昌則さん。 まだお若いです。 功成り名遂げた方々の仲間入りはしないで下さい。 次のアクションをお待ちしております。 そして、 また、 自作が発表されるという幸運を、実力で引き寄せて頂きたいです。

クラシック界で 日本一知名度の高い作曲家 (?) が 佐村河内さん、という状況は悲しいです。



【 館主つぶやき 】 メゾ・ソプラノの穴澤さんにつきましては、ヘンゼルとグレーテルのページでも少々述べさせて頂きましたが、mousike 様の 『 劇場文化のフィールドワーク 』 と言うブログの中の一文に穴澤さんの記事が載っているのを見かけましたので、いつもどおり 無断ですが、抜粋させて頂きます。 穴澤さん、素晴らしいです。  なお、全文はこちらで読んで頂けます。


 穴澤ゆう子 あなざわゆうこ 声楽家 オペラ歌手 メゾ・ソプラノ オペラ ヤマタノオロチ 2016 in めぐろパーシモンホール

 … 開演直前 「 ケルビーノ役の波多野睦美が体調不良のため、穴澤ゆう子が声の代役を務めるので了承願いたい 」 とのアナウンスがあった。 穴澤はマルチェッリーナ役で出演するメゾソプラノ。どのように代役するのか。そういえば両役は出番がかぶらない?

オケはステージのやや奥に位置し、その手前のスペースにソファーが置かれている。指揮者が登場し、序曲がスタートする。少し遅めのテンポだが、古楽器独特のバシャン・バシャンという拍節感が心地よい。

やがてケルビーノ役の波多野がふつうに舞台へ登場し、スザンナ役のロベルタ・マメリとやり取りする。だが声を発することはなく、代わりに穴澤がマルチェッリーナの衣裳のまま歌う。始めは下手奥の袖でスコアを両手に身体を半ば隠すように歌っていたが、やがて、ティンパニー横 ( 中央より少し下手 ) の譜面台前に陣取った。オケ部分は照明を落としているため、指揮者がティンパニストへ穴澤の譜面台ライトを点けるよう指示する場面も。穴澤はケルビーノが歌わないときも必死で譜面を追っている。ほとんど初見かも知れない。一幕はなんとかこなしたが、二幕では、例の アリエッタ ( Voi che sapete … ) を歌ったあと引っ込んでしまい、その後のケルビーノのレチタティーヴォは、字幕は出るが、本人は口パクだけの奇妙なものになった。相手役のマメリや伯爵夫人のクララ・エクらはさぞやりにくかっただろう。だが、そうしたところはおくびにも出さず、役に集中して歌い、演じていた。

休憩時スタッフに問い合わせたら、声の代役は開演10分前頃に決まったとのこと。だとしたら、十分な打ち合わせの時間 はなかったのだろう。

前半は、上記のようなアクシデントもあり、演出家をつけないことが裏目に出たような印象もなかったわけではない。が、他の出演者たちが 〝 非常事態 〟 を忘れさせる熱演で徐々に舞台を盛り上げていった。

     …

ケルビーノ分も歌ったマルチェッリーナの穴澤ゆう子は、カーテンコールで聴衆のみならずオケからも一番の喝采を浴びていた。


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[ 2016/03/06 14:00 ] 公演予定・元 終了公演 | TB(-) | CM(-)