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♣ よだっと音楽館 何でも調べちゃおぅっ! ( 音楽用語集 )



「 え゙ ? オペラ歌手の人って マイク付けてないんですかぁ? 」
「 そ、それって マジで言ってるわけ !? 」
先日 実際に体験した話ですが …     本ページは こういったお客様が対象です。

編集作業の中で ふと 疑問に思った点など、暇にまかせ適当に調べてみたりした事のメモ書きです。 素人である事を口実に、いつもどおり 勝手な妄想を 勝手な時に 勝手に綴らせて頂いているだけですので、思い違い、不備な点など、ひらにお許し願いたいですが、もちろん 厳しいご指摘も大歓迎ですっ!  っていうか、皆さんも勝手に調べてみてね! みたいな…   orz



 ガラ ?  ガラ って何 ?   ガラ・コンサート とは?



ガラ携のガラガラパゴスのガラだそうですが、こちらのガラはガラパゴスじゃありません。 恐れ多くもフランス語で 『 祝祭 』 『 公的なパーティー 』 を意味する gala なのだそうです。

いつもどおり Wiki を開きますと、ガラコンサート ( gala concert ) は、何かを記念して企画され、特別な催しとして行われる演奏会。 日本語ではおおよそ 『 特別公演 』 『 記念演奏会 』 『 祝賀音楽会 』 といった意味合いである 、 とあります。 たぶんこれが正しいのでしょう。

が、 ちょっと違和感あるんですよね。

私たち下々の者にとってのガラ・コンサートとは、通常、コンサート形式のオペラ公演、つまり、大道具とか舞台装置のない、あっても衣装とか小道具だけ ( それも無い場合が多い ) 、振り付けもセリフも簡素化され省略されちゃったりもする … さらに拡大解釈されて、有名なオペラのアリアを ただ並べただけのコンサートだったりする事もある、そういう催し物を指していて、お客もたぶんそのように受け止めるのが普通になっているのではないでしょうか。 逆に、Wiki のような 記念演奏会 だとしたら、祝典コンサート みたいな言い方をしたりもします。

この Wiki の文章、元々はこれで良かったのでしょうけれど、今となっては少々時代遅れ、つまりガラパゴス状態になってしまっているような気がしますけどね。



 ヘミオラ とは ?   ヘミオラ 、 ポリ・リズム って何?



sesquialtera ってご存知ですか? 『 セスクイアルテラ  = sèskwiɔ'ːltərə 』 って読むらしいです。 発音記号から想像すると セスクイオールテラ のほうが近い? かもしれません。 古くは ヘミオラ の事を ラテン語で sesquialtera って言ってたのだとか。

っても、そもそも ヘミオラ が分かんないですよね。


えっとー、本題に入る前に、まず ポリ・リズム について。

一曲が進行していく中で 2拍子だったり 3拍子だったり … 色んなリズムが混在している状態や、そういうふうに作られた曲の事を ポリ・リズム って言います。 詳しくは、いつもどおり Wiki にリンクを貼っておきましたので そちらを参照して頂くとして、簡単に言うと、1小節の中をヴァイオリンが2拍子で弾いているのに トランペットが3拍子で吹いている、そんな曲が ポリ・リズム です。 今、1小節と書きましたが、拍子の単位は 必ずしも 1小節である必要は無く、4分音符だったり、2分音符の中に2連符と3連符が混ざってたり、はたまた 2小節にまたがってたり … ま、そんな こんな の総称を ポリ・リズム って言うんですね。


一方、ヘミオラ はと言うと、本来3拍子の曲なのに ある部分だけ 無理やり アクセントを交互につけて 一瞬 2拍子風に演奏するとか …

例えば 4分の3拍子 ( 3/4拍子 ) の曲で …

  ♩ ♩| ♩ ♩| ♩ ♩| ♩ ♩

普通はこんな感じですよね。 ところが 曲の途中で いきなり …

 |♩ ♩||♩

無理やり こんな感じにしちゃうのです。

それまで体の中で自然と3拍子のリズムを刻んでいた聴衆は、いきなり足元 ( の地面 ) が崩壊し、何処にしがみついたらいいのか分からない 不思議な浮遊感を味わう事になります。

つまり … 文字で書けば ポリ・リズム 同様 2拍子と3拍子の混在 っつう事になっちゃうのですが、 まぁ リズムの掛け合い漫才みたいなもの、作曲者にすれば一種のリズムのフェイク = 騙し絵的なものを ヘミオラ って言います。 これ、ラテン語にもあるって事はローマ時代から認識されてたって事なんでしょうか。

sesquialtera はやがて旅に出て ( 可愛い子には旅を って言うでしょ! ) 、馬車や船、吟遊詩人の肩なんかに乗り、安宿の酒場や 船乗りたちの饗宴と共に世界中に運ばれ、時空をさまよいながら多彩な ヘミオラ へと変貌していったって事なのでしょう。

ちなみに、このコメントを書いている間、私の頭の中で鳴っているのは、ベートーヴェンの3番目の交響曲、第1楽章の 129小節 あたりです。 もしよろしければ聴いてみて下さい。 なお、この曲、冒頭からヘミオラが多用されており、別名 ヘミオラ交響曲 とも呼ばれております。 あ、ウソです。 ^^;

ピアソラリベルタンゴ4/4拍子のタンゴの曲ですが、ピアソラときたら それを8分音符 8個に分け、しかも3個と3個と2個のグループって事に 無理やりしちゃいました。 館主の全く個人的な感想で、反論も多々おありでしょうが、あの 3・3・2 も ヘミオラの行きついた先にあるのかなぁ って気がしてきました。


何か 難しく書いてしまいましたが、ヘミオラ 、フツーによく出てくるパターンで、そんなに レア じゃないです。 「 この部分だよ 」 って言われないから気付いてないだけで 皆んな 無意識に浮遊感を味わっているのです。 でも、気付かないまま聞き流してしまうのはもったいない! ぜひ ヘミオラ に親しんで頂きたいです。



 ポルカ・シュネル とは ?   ポルカ・シュネル って何?


若い女の子に 『 忘れられた日本人 』 呼ばわりされていじめられてる私なので 仕方ないのかもしれませんが、 『 ポルカ・シュネル 』 初めて目にしました。 最近の流行語なのでしょうか。 んで 調べてみたのですが、ポルカ一家 とかいうのがあって、怖いお兄ぃさんだとか、うるさいお母さん、頑固なじいさん、ヒステリックなお姉ぃさん、なんてのがいて、シュネルちゃんはその中の一員らしいです。 なんか、シュネルちゃん 可哀そう。

ポルカ・シュネル    : テンポの速い 『 高速ポルカ 』   ( Schnell 、ドイツ語だそうです。 )
ポルカ・マズルカ    : マズルカ風の 3拍子のポルカ
ポルカ・フランセーズ : ゆったりとした 『 フランス風ポルカ 』

Wiki によると、ポルカとは、19世紀、ボヘミア生まれの2拍子の舞曲らしいです。 でもマズルカ ( ポーランド舞曲 ) 風の3拍子のポルカもあるのだとか … これって、3小節に1度しかステップが合わないって事なのでしょうか。 せっかくシュネルちゃんと踊れるチャンスなのに、足が引っかかったらどうしよう。

これも Wiki の受け売りですが、昔 ( 今もあります ) NHK の 『 みんなのうた 』 で 踊ろう楽しいポーレチケ というのをやってましたが、覚えている方 どのくらい いらっしゃいますか? 懐かしいですよね。 はい、あなたも 『 忘れられた日本人 』 なんですねぇー。 ^^

ポーレチケ とはポルカを可愛く言った言葉で、つまり ポルカちゃん って事らしいです。 で、あの曲 3拍子でしたよね。 つまり あれが ポルカ・マズルカ って事のようです。 個人的にはマズルカに分類してほしいですが。



 アリーナ型ホール とは ?


いつもどおり、Wiki の受け売りですが、コンサートホールって大きく分けて2つの型に分類できるらしいです。

 シューボックス型   shoebox 、 つまり 四角い靴箱、下足入れの事ですね。

 ヴィンヤード型     vineyard 、 葡萄畑 ( ブドウ棚 ) というか 、 西洋のワイン畑の事です。
               ( え゙? ワインは畑で採れるの? とか言わないで下さいね。 )


また、以下のような3通りの分け方もあるようです。

 アリーナ型       客席がステージを ( ぐるっと ) 取り囲みます。

 シューボックス型   上記に準じます。 ステージが片方に寄り、客席と対向しています。

 扇型           シューボックスのバリエーションです。 客席が扇型に拡がっていきます。
               ( この形の多目的ホールが、まぁ、一番普通のホールですよね。 )


聴衆としてアリーナ型の一番のメリットは、オーケストラと同じ目線で指揮者を見れる事だと思っています。 興行的には収容人員を多くすることが比較的容易であるという事もあると思います。
でも、音楽を、音の響きを楽しみに行くなら、私はアリーナを避けたいかな。 ただし、これも慣れの問題であって、アリーナ型を聴いて育つ草食系の若者たちは、このさっぱりした響きの方が心地良い、なんて言い出すのかもしれません。



 ハルモニームジーク とは ?


ベートーヴェンが活躍したのと同じ頃、18世紀後半から19世紀前半にかけて、場所も同じウィーンで、オーボエ(2)、クラリネット(2)、ホルン(2)、ファゴット(2)による管楽八重奏が大流行し、それを 『 ハルモニームジーク = Harmoniemusik 』 、またはハルモニーと呼んでいたようです。 また、その編成がそれまでより かなり大がかり だったため、Full Harmonie などとも呼ばれ ( オーケストラ? ) 、宴会や催し物の BGM として使われていたのだとか。 レパートリーも その規模にふさわしく、オペラや交響曲のような大きなものだったようですね。 ちなみに ベートーヴェンの第七交響曲のハルモニームジーク版は、作者自身の編曲とも言われているのだそうです。

ま、いつもどおり 全て Wiki の受け売りです。 Wiki には 詳しく 正しく 丁寧な 本文がありますので、必要に応じてそちらを参照して頂くとして、 もう一件、白寿ホールのサイトに佐伯茂樹さんが寄せられた文章があります。 以下、参考にして頂ければ幸いですが、リンクをたどって頂いても結構です。 ( なるべく リンクをたどって頂きたいのですが、いつの間にかリンク切れになってしまう事象が多々あり、併せて引用させて頂きます。 )


ハルモニームジークとは?

みなさんは、モーツァルトが「自分の作品の中で最高の曲」と手紙で書いている作品が何かご存知だろうか?意外に思われるかもしれないが、ピアノ協奏曲でもオペラでもなく、ピアノと管楽器のために書いた五重奏曲K.452なのである。
確かに、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットという4種類の管楽器が織り成す音色の彩は、弦楽器やピアノの音楽ではけっして得られるものではない。ちょっとした息遣いで音の陰影が変化する様も管楽器ならではの魅力である。
この4種の管楽器を2本ずつ使ったのが、今宵お届けする「ハルモニームジーク」である。古典派時代のオーケストラの編成を見ればわかるように、管楽器はそれぞれ2本ずつペアで使うのがもっとも効果的であり、4種の管楽器を2本ずつ使う「ハルモニー」は、管楽器のアンサンブルとしては理想的な編成と言っていいだろう。
8人編成のハルモニーが確立したのは18世紀末のウィーンであった。それ以前にも各地に管楽器による合奏は存在していたが、ヨーゼフ二世が1782年にこの編成の団体を宮廷に常設したことでスタンダードなスタイルになったのである。モーツァルトがこの編成を知って、前年に管楽六重奏曲として作曲したセレナーデ第11番K.375にオーボエ2本を加えたエピソードはよく知られている。
ところで、ハルモニーの編成にフルートが含まれていないことを不思議に思われている方もいらっしゃるかもしれない。バロック・古典派時代のフルートは、ルイ十四世時代の宮廷の部屋で上品な音がするようにパリで改良されたもので、フリードリヒ大王をはじめ王族や貴族の趣味の楽器として親しまれていた。一方、当時は田舎であったボヘミアの楽師たちは、宮廷で活躍できなかったホルンやクラリネットなどの合奏でウィーンに出稼ぎに来たのである。これがハルモニーに発展したので、宮廷の室内楽器であったフルートは含まれなかったのだ。
管楽器のみによるハルモニーには、野外での演奏に適しているというメリットもあった。それ故、貴族の庭園などに多くの人を招いて、流行りのオペラや交響曲を聴かせることができたのである。ラジオやレコードがなかった時代に重宝されたことは容易に想像がつくであろう。ちなみに、こうしたオペラや交響曲を演奏するときは、弦楽器のコントラバスが加わることが多かったようだ。
今回演奏されるベートーヴェンの交響曲第7番は、作曲者自身による編曲版が当時流行した。歌劇≪フィデリオ≫も、同じ時代に編曲家として人気があったセドラックによるものである。当時の優雅で気楽な雰囲気をぜひお楽しみあれ。   佐伯茂樹 ( 音楽評論家 )



 交響曲  四曲で一曲 とは ?


交響曲というのは四つの楽章で構成されており、ちょっと見には 四曲演奏されている風に聴こえますが、四つの楽章で一曲 と見なします。 つまり、四つのではなく、四つの楽章なんですね。 作曲者もそのつもりで作曲し、演奏者もそのつもりで演奏しています。 まぁ、クラシックとはそうしたもの、西洋クラシック音楽のしきたり、お約束事なのであります。

( ちなみに、これに 『 一曲終わってから拍手! の法則 』 を適用しますと、交響曲の場合は、一曲、すなわち四楽章全てが終わってから拍手するのが正しい、ということになり、皆様の日頃の疑問が一挙に解決する事になります。 どうですか? スッキリして頂けましたか? 一応 フライング はエチケット違反ですが、良い演奏だと思ったら、どしどし拍手しても構わないんじゃないの? と、館主は思っております。 ただ、演奏者が、気分の高揚を そのまま次の楽章に持って行きたいと思っている場合など、 緊張感を途切れさせずに 良い演奏を聴かせて頂くためにも、 その気分を尊重して 拍手は避けたいですよね。 じゃ、こんな時はいったいどうすればいいのさぁ? なぁーに、簡単です。 演奏を集中して聴いていれば、そのうちだんだん分かってくるようになるものです。 慣れです、慣れ。  ^^  )

で、昔から世の中には おへそ の曲がった方が何人もいて … 楽章間を続けて演奏したい気分、とか、楽章間がつながった曲にしたい気分、とかとか とかとか とかとか
思いつく中では、ベートーヴェンの五番目の交響曲など、第三楽章と第四楽章は 途中で切らずに演奏するよう作曲家自身が指示しています。 というか、そういう作りになっているので = 楽譜が繋がって書いてあるので、途中で切る = 間をあける事が出来ません。 第3楽章に引き続き、第4楽章になだれ込みます。  そこがまた 格好いいんだな、これが。
   超・初心者 : ベートーヴェンの 『 運命 』 は、3曲もあった。
   初心者    : ベートーヴェンの 『 運命 』 は、3楽章しかなかった。
世の中 どこにでも、例外とか 法律の抜け穴とか セキュリティー・ホールとか、あるんですよね。

さらには、オーケストラで一曲一楽章の曲を作りたい! 創造は爆発だぁ~!  なぁーんて人も出て来る始末。 これは交響詩と呼ばれており、R.シュトラウスの 『 ツァラトゥストラはかく語りき 』 なんてところが有名です。

で、ついには、もう どうでもいいのですが、 交響詩をいくつか組み合わせたものを作る人も現れて、交響組曲 と呼んだりしてます。 四つの交響詩が組み合わされていても、一楽章、二楽章 とかではないんですね。 例としては、リムスキー=コルサコフ の 『 シェヘラザード 』 などが代表作でしょうか。

ところが、へそ曲がりは まだまだいて、スメタナの 『 我が祖国 』 や ホルストの 『 惑星 』 などは、あきらかに 交響組曲の形態をとりながら、 「 おらぁ、交響組曲 ぢゃ ねぇでやす。 そんなの いやでがすぅ! 」 と言い張る輩も出てきて … え゙? という気分は胸の中に無理やり抑え込んで 、 「 んー ご本人が そうおっしゃるのだから、そうなんでしょう。 」 という事で、 『 我が祖国 』 は連作交響詩、 『 惑星 』 は管弦楽組曲 とお呼びしなくてはなりません。  めんどくせー

上記、スメタナの 『 モルダウ 』 は、『 我が祖国 』 という連作交響詩の中の2番目の曲なのですが、交響曲ではなく連作交響詩なので 第二楽章とは言わず、第二曲と呼んだりしています。

ざっくり 以上ですが、この他 一曲の中に四つの楽章を持つものとしてはソナタ ( ピアノソナタ、ヴァイオリンソナタ など ) や弦楽四重奏ピアノ三重奏などがあります。 また、協奏曲 ( ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲 など ) は三楽章で構成されているのが一般的です。 ヴィヴァルディの 『 四季 』 は、ヴァイオリン協奏曲を四曲まとめたもの、と いう事になっており、ヴァイオリン協奏曲集と呼ばれる事もあります。 協奏曲ですから、一曲各三楽章、四曲 全12楽章という構成です。 四季の演奏会の際、 『 一曲終わってから拍手! の法則 』 がどう適用されるかって? 毎度の事ではありますが 美しいものはアルコールの彼方 遥か霞んで …     ^^;



 ヤニ が飛び散る ?   飛び散る ヤニ とは ?


えっとー、 演奏家の名誉のために申し添えますが、 決して 目ヤニ鼻水 が飛び散ってるんじゃないですからね。 念のため。  

一般的に弦楽四重奏で使われるのは、2本のヴァイオリンとヴィオラ、そしてチェロです。 これらの楽器は、楽器本体に張られたを、に張られた馬のシッポの毛で擦って音を出すため、弦楽器の中でも擦弦楽器と呼ばれています。 つまり、名器ストラディバリウスを奏でる千住真理子さんの音色も、生意気な近所の悪たれが醸し出す騒音も、車の急ブレーキの音も、摩擦音 = 擦過音 という意味では同じものです。   
あ、お隣のお嬢ちゃんの奏でるヴァイオリンに少々辟易気味のあなた、千住さんもごく初期の頃には同様の音色だったかもしれません。 少しで結構ですので 大人の目線で見守ってあげて頂けないでしょうか。 稀にですが、名ヴァイオリニストの誕生に立ち会えるかもしれません。 ね。

で、弦を馬の毛で擦るわけですが、このままでは馬の毛が弦の上ですべってしまい、うまく音になりません。 スカスカな音になっちゃいます。 そこで、摩擦係数を上げるために、演奏者は馬の毛に松脂 ( 松ヤニ ) をぬり ( こすり付け ) 、引っかかりを良くします。 説明が難しいのですが、松ヤニ と呼ばれる加工された固形物を、弦 = 馬のシッポの毛にシコシコと擦 ( こす ) り付けます。 一般的に 松ヤニをぬる と表現しますが、決して液体を刷毛で塗っているわけではなく、 あくまでも 固形物をシコシコと擦り付けているのであると覚えておいて下さい。  
この他、松ヤニはバレエ・ダンサーが滑り止めとしてトウシューズぬったり、緊急措置として粉状に砕いたものを舞台に撒いたりもするようです。

参考ですが、ヴィオラ奏者、さんのブログに、『 松脂の効果的なつけ 』 という文章があります。 吉瀬さんはここで松ヤニを 『 ぬる 』 ではなく 『 つける 』 と表現されています。 やはり専門家の方は違いますね。 的確で誤解を生じさせません。 ぜひ本文も参考にして頂きたいです。  『 美女です 』 と書いておくとクリックが倍増します。 吉瀬さん、美女です。   ^^

さて、馬のシッポの毛に擦り付けられた松ヤニが その後どうなっているのかと申しますと、粉末状となって馬の毛の上にくっ付いています。 大福餅にくっ付いている片栗粉、あんな感じです。 これが、ボウイングと呼ばれる 弓使い = 弓さばき の中で、演奏家の熱演と共鳴して、あたかも飛び散っているかのような印象を聴衆に与えるのです。 『 ヤニが飛び散る 』 とは、この事を指しているのです。

 ボウイング Bowing  =  Bow + ing

Bow とは弓の事です。 レインボウのボウです。 これに ing を付けて、弓さばき と訳します。


 ボーイング Boeing   =  ボーイング社  アメリカの航空宇宙機器開発製造会社ですね。

では実際のところ どうなのでしょうか。 残念ながら私はまだ ヤニが飛び散っているのを目撃 = 確認した事はありません。 まぁ その程度のもの、あくまでもイメージの世界だと思って頂きたいです。 でも、物理的には確かに飛び散っているはずで、弦と弓の接点に顔を近づけ、演奏者に誇張した演奏をしてもらい、ライティングを工夫すれば見れるかもしれませんね。  

大切なのは、なるほど、そう思える演奏に幾度となく出会えるという事です。

汗の飛び散る演奏、ヤニの飛び散る演奏、ぜひお楽しみ頂きたいものです。  



 HWV とは ?   Op. K BWV Hob. って何 ?


えっとー、よだっと音楽館は Wiki に対抗するつもりは全くありませんので、まずは Wiki をご確認ください。 で、当館では、HWV だけではなく、演奏曲目の最後に出てくる Op. だとか K だとかについて、この際 まとめておこうかな、なぁ~んて 思っています。
ただ、個人的な気持ちとしては、HWV を付けるのって あまり意味が無いんじゃないの? って思いが強いです。 当サイトが画面に表示するのは 体裁や 見栄だけのためです。 付けとくと格好よく、いかにも 「 私はクラシック通ですよ! 」 って見えるから。 でもね、単に アンプロンプチュ と言っても、OP.90 なのか Op.142 なのか 分からない って問題が生じる時もあるんです。 こうした場合は 必要に迫られた問題なので、付けといた方がいいでしょうね。 ( 詳細は後ほど )

私の小学校の時の恩師にM先生という方がいらっしゃいます。 その先生が PTA について説明された時の話です。 先生は黒板に向かって大書されました。

P = Parent    「 親 のことですね。 」     カチ カチッ!  チョークが黒板を叩いてる!
T = Teacher  「 先生 のことです。 」
A =         「 集まり のことです。 」

PTA って、先生と親の集まりの事です。
ぢゃ、この 『 PTA通信 』 を 忘れないでご両親に渡して下さい。

M先生 は立派な方でしたし、私も当時は ( 不出来ではありましたが ) 良い生徒でしたから、かなり大きくなるまで そういうものだと思ってました。 もっとも その数年後でさえ、B動詞があるんだから A動詞もあるんだろう、どこにあるのかな? なぁ~んて程度だったので 思い違いかもしれませんが。 先生の渾身のご指導にもかかわらず 未だに不出来。 先生、申し訳ありません。


まずは Op. から。 オーパス と呼びます。 ( 以下、全て Wiki の受け売りです。 )

opus       = 『 作品 』 とか 『 仕事 』 という意味のラテン語 & 英語らしいです。
opus number = 『 作品番号 』 の事ですね。

Op.90 = 作品90 = 作品番号90 = 作品90番  こんな感じです。
( Op. = 英語式表記  op. = 独仏式表記  省略の = ピリオド を忘れないように! )

作曲された順番かと思ってましたが、基本的には楽譜が出版された順番のようです。
( Wiki から引用します。 )

おおむね 作曲の若い順に付けられる。作曲家が自ら付ける場合もあるが、クラシック音楽の場合は 18世紀以降、出版された1冊の楽譜を単位として与えられることが一般的であるため、作曲順というよりも出版順となることも多く、後人の混乱の元になることも多い。 ピアノの小品などは1冊に複数の曲が収録される ( 1冊の楽譜が単位となる ) ため、個々の曲は 『 作品90 第1番 Op.90 №1 』 などと表記される。

実際は もっと詳しく丁寧に書いてあるのですが、私が覚えられないので ここまでとさせて頂きます。 詳細は Wiki にてご確認ください。   また、 ピアノの小品などは …  とありますが …
上記 アンプロンプチュ とは、シューベルトの即興曲の事なのですが、これがまた 同じ曲名なのに2組、各4曲もあり、作品番号を付けないと区別ができません。

シューベルト 4つの即興曲 作品90  ( Impromptus Op.90 )
シューベルト 4つの即興曲 作品142  ( Impromptus Op.142 )

で、OP.90 も Op.142 も それぞれの4曲は1番、2番 と番号で呼ばれています。
OP.90-1  OP.90 №2  OP.142-3  OP.142 №4  こんな感じです。


次は K番号 にするつもりだったのですが、シューベルトが出てきたので まず D番号 から。

上記 即興曲では、作品番号の他に D番号 というのも付いてきます。 例えば …

シューベルト 4つの即興曲 作品90  D899  ( Impromptus Op.90   D899 )
シューベルト 4つの即興曲 作品142  D935  ( Impromptus Op.142 D935 )

シューベルトは若くして亡くなってしまいました。 尊敬していたベートーヴェンの葬列に松明を持って加わったという逸話が残っていますが、その翌年、31歳でベートーヴェンの墓の横に眠ってしまいます。 モーツアルトより若いです。 たぶん、周囲の人々には あまりにあっけない 突然の出来事だったのではないでしょうか。 そんな事情もあったのでしょう、まだ未出版だった作品、作曲年代不詳により作品番号の付けられていない作品なども多く、後年、ドイチュ という音楽学者の研究により 『 シューベルト 年代順作品表題目録 』 というものが作られました。 D番号 = ドイッチュ番号 と呼ばれています。

アンプロンプチュ と書いてきましたが、即興曲の事です。 Impromptus = Improvisation インプロヴィゼイション の事ですね。 どこか可愛いらしい響きなので 使わせて頂いております。


次 、 K番号 。   ( だんだん 雑になってきた? )

シューベルトをさかのぼること 約35年。 モーツアルトも35歳の若さで亡くなっています。 多作だった事もあるのでしょう、やはり Op. だけでは処理できず、ケッヘルさんがまとめたのが ケッヘル番号 = K番号です。 正式には 『 モーツァルト全作品目録 』 というらしいです。 ひょえ゙ ~
 " Chronologisch-thematisches Verzeichnis sämtlicher Tonwerke Wolfgang Amadé Mozarts "

K.551 と書いて ケッヘル551 と読んだりしてますが、これは英語式表記で、本場ドイツ語圏では KV551 と書かれ、その他の国では K551 のように記される事もあると Wiki に書いてあります。

また、ケッヘルさんだけでは調べきれなかったらしく、その後の研究によってどんどん追加の必要が生じ、現在では 第8版 にまで至っているのだとか。 ただし ケッヘルさんの偉業に敬意を払って、ケッヘル番号はそのまま遺す方法が採られているようです。

例えば、K.173 と K.174 の間に成立したと見なされた作品には、K.173a 、K.173b 、 …
そのまた中間と見なされた作品には、K.173dA 、K.173dB 、 …    といった具合に。

これを研究し続けている学者の方々もすごいと思いましたが、改めて モーツアルト ってすごい!


さて、やっと HWV まで たどり着きました。 ^^;   今度はヘンデルさんの話です。

H = Händel
W = Werke
V = Verzeichnis = Directory   ( Händel Verzeichnis

『 ヘンデル作品主題目録番号 』 といって、バーゼルトさんが作ったらしいのですが、Wiki にもこれ以上詳しくは載っておらず、また機会を見て調べてみます。 今回は とりあえず ここまでとさせて下さい。   ちなみに 『 メサイア 』 は HWV56 です。


H を ヘンデル さんに使われてしまい、ハイドン さんはどうするのでしょうか。
ご心配なく。 ハイドン さんには Hob. = ホーボーケン番号 ( Hoboken-Verzeichnis ) というのがあるのです。 もちろん H は使えず、Hob. と表記します。 ま、いずれにせよ H なのですが。
ホーボーケン番号は、お察しのとおり ホーボーケン さんが付けた番号なのですが、他と大きく異なり ジャンル別に1から番号を付けてあるらしいです。 例えば 交響曲は 『 』 、弦楽四重奏曲は 『 』。 『 びっくり シンフォニー 』 は 交響曲第94番ト長調 Hob.I:94 とか Hob.I-94 。ドイツ国歌で有名な 『 皇帝 』 は 弦楽四重奏曲第77番ハ長調 Hob.Ⅲ:77 といった感じで表記されます。


で、BWV 。 ついにバッハの番です。

B = Bach
W = Werke
V = Verzeichnis = Directory

そろそろ ・WV というのに慣れて頂けた頃でしょうか。 『 バッハ作品主題目録番号 』 とか 『 バッハ作品総目録番号 』 とか呼ばれているらしいです。 ( Bach-Werke-Verzeichnis )
 " Thematisch-systematisches Verzeichnis der musikalischen Werke von Johann Sebastian Bach "
   ( ヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽作品の主題系統的目録 )

別名 シュミーダー番号 とも呼ばれ、やはり シュミーダーさん の研究成果のようです。

一人の天才が現れると、演奏する人、指導する人、評論する人、研究する人、興行する人、マネージメントする人、コンサート会場の人、コンサート会場を作る人、照明の人、音響の人、大道具の人、小道具の人、衣装の人、美術の人、演出の人、楽器を運搬する人  パンフレットやプログラムを印刷する人、お掃除する人、録音録画をする人、写真を撮る人、楽器を作る人、楽器を売る人 …  沢山の人々の生計が成り立つんですね。
そして何よりも 私たちを うっとりさせてくれる 天才たちに感謝! そして 乾杯!  


きっと 他にも沢山あると思います。 ざっと、テレマンTWV )、 ヴィヴァルディRV. ) などが浮かんできますが、 ま、ひとまず これくらいで。

ちなみにテレマンの TWV 55:C3 は素敵ですよ。 貴族の舟遊びの時の BGM だそうです。 日本の平安時代の貴族も 庭園に掘った池に舟を浮かべて遊んだそうですが、規模が違うなぁ。 品格の問題を別にすれば、お台場 浅草 間を 屋形船を貸し切り、カラオケで絶叫するようなものでしょうか。 次回の 東京サミット で やってみてもいいかもしれません。
ヘンデルに同名の曲 ( HWV348-350 ) がありますが 私はテレマンの方が好きです。 テレマンはトランペットやオーボエを華やかに鳴らすのが上手です。 ぜひ一度 お聴き頂きたいものです。


まとめますね。

Op.   = 作品番号                            カチ カチッ!
     = シューベルト ( ドイッチュ 番号 )
     = モーツアルト ( ケッヘル 番号 )
HWV   =  ヘンデル
Hob.  = ハイドン ( ホーボーケン 番号 )
BWV   = バッハ ( シュミーダー 番号、とも呼ばれる。 )
TWV    = テレマン
RV.   = ヴィヴァルディ ( リュオム 番号 )


以上、小学校の恩師、M先生のメソードをそのまま借用させて頂きました。 先生、ありがとうございます。 先生の教えが 今頃になっても まだ 役立ってます。   m(_"_)m
それにしても あれから半世紀が過ぎてしまいました。 宮下先生、ご健勝でしょうか。



 レチタティーヴォ・アコンパニャート とは ?  何んじゃ そりゃ ?


( この文章を読む前に、まず Wiki に行ってみて下さい。 まぁ、Wiki の方が正確ですし 混乱が少ないかもしれません。 しいて言えば 当ページ との併読をお勧めします。 )

さて、レチタティーヴォ・アコンパニャート。 舌を噛みそうな。
別枠で 『 レチタティーヴォ 』 というのもありますので、まずはこちら。 噛まない方から。

オペラで、歌手が簡単なセリフを喋る ( 歌わない ) 時がありますよね。「 さて、どうしたものか 」 とか、「 僕はすっかり人妻ローラを愛してしまったぞ 」 とか、「 ローラ! なんて素敵なんだ! 」 とか。  で、その後で 同じセリフに音楽が付いて歌ったりもしますよね。
いきなり 歌手が、「 ローラ! 君は何て素敵なんだ! 」 と、朗々と歌い出したらそれは 『 アリア 』 と呼ばれているもので、その前に ( 何やら旋律や伴奏もあるのですが ) ゴソゴソ と 「 さて、どうしたものか。俺は … 」 なんてやってるのが 『 レチタティーヴォ 』 だと思ってください。
つまり、前置きや説明が 『 レチタティーヴォ 』 、本題が 『 アリア 』 という訳です。

( あのぉ ー  ざっくりした概念ですからね! つっこまないで下さいね! )


上記は 大好きな 『 カヴァレリア 』の冒頭、『 シチリアーナ 』をイメージしてみましたが … 。
こちらも大好きな 『 メリー・ウィドウ 』 の中に 『 ヴィリアの歌 』 というのが出てきます。

レチタティーヴォ = 前置き ( 説明 )

   昔々、ヴィーリャという森の妖精が住んでおったと。
   若者が岩山で彼女を見かけ、あまりの美しさに ひとめ惚れ してしまったんじゃ。
   … … …
   … … …     ( 前置きが長々と続きます。 )

アリア = 本題

   おおヴィーリャ、妖精ヴィーリャ!
   僕を捕まえて あなたの恋人にしてくらさい。   ( 焦っていて うまく喋れない。 )

この説明は 私が勝手に想っている事なので、それは私にとって とても大切な事なので、一般的な解釈はどうでもいいのですが …  『 ヴィリアの歌 』 は前置きの長い、とても素敵な曲です。
じぃー っ と本題を待ち続ける、その も 嬉しい名曲なんですね。   ご参考までに。

        ≫ 『 Vilja Song 』  Kimmy Skota   ( YouTube )


話が終わってしまいそうになりました。  
『 レチタティーヴォ 』 本題に戻します。

オラトリオの場合の レチタティーヴォ も、おおよそ こんな感じらしいです。
あらすじだったり、ストーリーの展開だったり前置きだったり、曲の前後をつないで行く役目です。

お話の前置き  レチタティーヴォ・アコンパニャート  ( 昔々のお話です。 )
  
お話の説明  レチタティーヴォ
                ( ある国の王様に、玉のような女の赤ちゃんが授かりました。 )
  
喜びの歌  合唱  ( わーい、わーい! オメデトー! ヤッター! v(^o^)v  )
  
お話の展開  レチタティーヴォ  ( でも、その王女様は病気になってしまうんですね。 )
  
悲しみの歌  アリア ( 独唱 )  ( おお、なんて お可哀想な王女様!
  
お話の展開  レチタティーヴォ・アコンパニャート
   ( ある若者が艱難辛苦の末、不思議な薬草を採って来て 王女様の病気を治します。 )
  
お話の説明  レチタティーヴォ  ( その若者は お隣の国の王子様でした。 )
  
婚礼の歌  大合唱  ( 王女様 ばんざーい! 王子様 ばんざーい! 王様 ばんざーい!  )
  
お話の展開  レチタティーヴォ  ( ところが 意地の悪い魔女がこれを妬み … )
  

曲 ( お話 ) はこのようにして進んでいきます。

作曲者は、音楽で表現する物語の中で、上記、色のついた3曲を強調したいんです。 でも、物語なので ストーリー展開の説明もあったほうが良くありませんか? 聴衆も それをちゃんと心得て聴いてたんじゃないかなぁ。 テレビでも頻繁に ナレーション や テロップ で 『 説明 』 が入ってますもんね。 あれ、無かったら寂しいですよね。 つまり あんな感じで。
で、初めのうちは 極く シンプルであったろう その説明が、そのうち だんだん 妙に凝り出す作曲家が出てきたりなんかして …  今のように オラトリオの一曲の中に含まれるような、正々堂々と一曲として認識されるような 素敵なものになっていったんじゃないかなぁ ー

   全くの余談ですが、作曲家が凝り出すと どうなるか。
   私の愛唱歌、聖子ちゃんの  🎵 あなたに逢いたくて 🎵   

     ~ 一緒に 過ごした日々を 忘れないでね … ~

   Cメロ から始まる 大サビ の部分、本当に素敵ですよね。
   ラストにどうやって持っていこうか 、なんて考えながら 、 ね。   

   この 大サビ の文化って 外国には無いのだそうです。
   日本の作曲家が凝った結果ですっ!  日本の作曲家 、偉い!

   ソナタ形式の展開部も こんな感じで出来上がっていったんでしょうか。

さて、状況を分かりずらくしている一番の原因は、アリア も レチタティーヴォ も アコンパニャート も、全て独唱なんです。 おまけに 日本語で歌ってないから、説明なのか 前置きなのか 本題なのか、意味わかんないし … 。

遊牧民の暮らしの中では、『 羊 』 を表わす単語が100通りを超えてあるのだとか。 日本では雄羊、雌羊、子羊 くらいなのが、 おとなしい羊、暴れん坊の羊、優しい羊、妊娠している羊、産気付いている羊、子連れの羊、妊娠していて子供も連れている羊、妊娠していて子供も連れているから とても おっかない羊、空想する羊、陽気な羊、おっさん羊、親分羊、エッチな羊、酔っぱらいの羊、ぐうたらな羊、どうしようもない羊、などなど … 。 良くは知りませんが いっぱい あるらしいです。 同じ独唱曲を いろいろな名前を付けて区別するのも そうした文化の違いから生じてきている訳で、やはり日本人が真に理解するのは かなり慣れてこないと難しいのかもしれません。

日本でも、かつて馬の毛並みはかなりの重要事項だったようで、芦毛、栗毛、栃栗毛、鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛 などの区分があるようです。 私が解説を読んでも意味不明でしたが、芦毛は白馬の若馬 ( 成長して白馬になる ) 、青毛とは真っ黒い馬の事を指すようでした。


それでは レチタティーヴォ と レチタティーヴォ・アコンパニャート とでは どう違うの?

簡単に言ってしまうと、伴奏がシンプルなもの、例えば ハープシコード = チェンバロ のみの伴奏だったりすると 『 レチタティーヴォ 』 、もっと大がかりなもの、例えば オーケストラ が伴奏するものを 『 レチタティーヴォ・アコンパニャート 』 、略して 『 アコンパニャート 』 と言っているみたいなんですね。 大がかりな伴奏つきの レチタティーヴォ そんな感じかなぁ。  なんとか 納得して頂けましたか?  ざっと、こんな感じです。  ふぃ ~

一番いいのは 楽譜をじっくり読み直して頂く事かもしれませんが、中央大学音楽研究会混声合唱団様の 『 メサイア精読 』 『 メサイア対訳 』 ページに行って頂くのもいいと思います。 手前味噌ですが、小諸高校音楽科定期演奏会のページに戻って頂き、プログラムを見直して頂いても、それなりに雰囲気をつかんで頂けるような気がしますが いかがでしょうか。





 係り結び とは ?



ひょえ゙ ~ ついに古文の文法にまで手を伸ばしてしまいました。 『 何でも調べちゃおぅっ! 』 とは言え、副題に 『 音楽用語集 』 とも明記してあり、欄外に書かせて頂く事にしました。 品詞分解、懐かしい響きだけど …  ところで 因数分解って何でしたっけ?   ^^;

受験生のための集中講座ではありませんので、すこし別の角度から。


こそ ⇒ め ( 係り結び ) = 強調   と覚えておくといいようです。

        ♫ 今こそ 別れめ いざ さらば ♫

今、別れむ。  という文章の中に、こそ という強調のための係助詞が挿入されると、意志を意味する助動詞の終止形である 『 』 が、已然形 の 『 』 に変化する。

        今、別れ  ⇒  今こそ 別れ     ( さあ、 別れよう! )


 ( こそ ⇒ め ( 係り結び )  『 め 』 は 已然形。 これは受験生用。 )
( Wiki 已然形


私はつい最近まで、何も考えず ただ漠然と この部分を 『 別れ目 』 つまり、分かれ目 だと思って歌っていました。 ある時 ふと 思い当り、不安になり、助けてもらったり調べたりして この事実を知りました。 そして この歌が大好きになりました。  私、どちらかというと理系で、古文の授業なんてひたすら爆酔 ? してたし …  古典文学で生計を立てている友人 、そして 自称 元文学少女の小学校の校長先生、 私がこんな事を書いていられるのも お二人のおかげ。 深謝です。




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[ 2012/10/18 02:00 ] 補助ページ | TB(-) | CM(-)