
大森先生 、 おめでとー! 格好良く決めて下さい!
これからも よろしくお願いしますっ! コンサート
with アンサンブルノヴァ ベートーヴェン プログラム
ベートーヴェン バレエ音楽 『
プロメテウスの創造物 』 Op. 43 より “ フィナーレ ”
交響曲 第7番 イ長調 OP. 92
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 OP. 73 『 皇帝 』
高関 健 指揮
大森 晶子 ピアノ ≫
ブログ管弦楽
アンサンブル・ノーヴァ ensemble NOVA ≫
メンバー紹介戸澤 哲夫 ゲスト・コンサートマスター (
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 )
主催 :
公益財団法人 八十二文化財団
一般財団法人 長野県文化振興事業団 ( 長野県県民文化会館 )
共催 : 長野県 、長野県教育委員会
お問い合わせ :
公益財団法人 八十二文化財団 ☎ 026-224-0511
2016年10月22日 (土) 14:00
於 :
ホクトホール 中ホール ≫
アクセス〒380-0928 長野県
長野市若里1-1-3
ホクト文化ホール ( 長野県県民文化会館 ) ☎ 026-226-0008



【 館主敬白 】 何と言っても その豊かな音色。 大森さんを一言で言うなら 私はそれしかないと思っております。
鍵盤さばき とでも言えばいいのでしょうか、脱力も含め 体全体をコントロールした結果として指先が鍵盤をつかむ、意識して制御された指先からの運動エネルギーが 少しの無駄も無く鍵盤に伝わっていく、それを きちんと 心得て? 会得して? いる、その技術が醸し出す豊饒の色彩。 ピアノって、こんなに多様な音色が出せるんだぁ。 大森さんを聴かせて頂く度に そんな事を想わせてくれる稀有なピアニストの一人なのです。
んで、悔しい事に、上記テクニックが効果的 に最適化され、大森さんが音楽をきちんと理解され、深く愛され、歓び勇んで演奏されているのが伝わってくるものですから、大森さんから届いてくる私へのメッセージが 途方もなく心地良いのであります。 彼女が自分の音楽を信じているところが快感なんですね。 あの超絶技巧は 全て その音楽に捧げられます。 圧倒されます。 舞台袖から にこにこ 登場してくるだけで嬉しくなり 彼女の世界に没入してしまうのであります。 先日、悲報に接したばかりですが、全盛期 の中村紘子さんを、ちょっと想い出してしまいました。
2014 、一昨年 私たちは、大森さんと須坂メセナホールオーケストラ との
度胆を抜くグリーグ を聴かせて頂きました。
昨年は、今回と同じ
アンサンブル・ノヴァとの共演 でベートーヴェンの4番でした。
んー、 こうなってくると ラフマニノフ でも チャイコフスキーでもいいのかなぁ … そろそろ そっちも聴かせて頂きたいものだなぁ … とも思うのですが、 いえいえ … 確かにその気持ちも無くはありませんが … ベートーヴェンの5番、あの輝かしい大曲は、今の大森さんに最も相応しいコンチェルトであると信じて疑いません。
大森先生 、 思いっきし格好良く決めて頂きたいです。 今まで先生が信州でなされてきた事々全てに感謝の気持ちを込めて、私たちも心して聴かせて頂きたいと思います。
【 館主つぶやき 】 突然ですが、下記 YouTube をお聴き頂きたいです。 あ、ちゃんと大森さんに戻りますからね。 ^^
オペレッタ、
メリー・ウィドウ から、
Kimmy Skota さんの
Vilja Song 。 若い女性の初々しさと自負が伝わってきます。 フレーム・ワークがせわしなく、しかも視聴率側 = 興行? = 収益側? にシフトし過ぎている感じもして … もう少し ゆっくり スコタ さんを聴かせて頂きたいですが … その演奏の素晴らしさもですが 「 ここまで歌えれば、ご本人も気分いいだろうなぁ 」 って思ってしまいます。 こういう名演にはなかなか出会えません。 YouTube にだって、なかなか見当たらないです。
上手い人、凄い人は、まぁ いらっしゃいます。 「 気分良く演奏されてるなぁ 」 って感じる事もあります。 が 、 この 、 「 … ご本人も気分いいだろうなぁ 」 という演奏には なかなか出会えません。
古い話で申し訳ありませんが、かつて
江藤俊哉 さんというヴァイオリニストがいらっしゃいました。 ご自分の音色に聴き惚れながら 気持ち良さそうに演奏していらっしゃる姿が 今も懐かしく 印象深く 私の脳裡から離れようとしません。 上記
敬白で取り上げさせて頂 いた
中村紘子さん。 彼女、ご自分の演奏を本当に楽しんで弾いていらっしゃいました。 現役では
ムターさんなども同様の印象を受けます。
大森晶子 って、そういう演奏家なんです。
ね、大森さんに戻ったでしょ。 褒め過ぎ? 結婚式スピーチみたい? ^^
で、その大森さんの皇帝が、どうして
中ホール なのでしょうか。 今回の企画の中で、それが最大の不満です。 少し長めの、大音響でも中低域が飽和してしまわない、ピアニッシモは静かに宙に昇華していく、広い空間でしか味わえない響き って あるのです。 ダブル・ベースの歯切れが少々甘くなり 少し遅れて感じてしまうところだって、優しい低域 にそっと包まれる感 じ って受け止めれば、それはそれで 歓び でしょ。 2,000 席だって、即! 完売すると思うんだけどなぁ。
大森さん、次は小諸高校音楽科の定期で ラフマニノフ か チャイコフスキー やりましょ! 弦なんか、ほぼ 今と同じメンバーですよ! ねっ! v(^o^)v
私ばかりではない、この片想 いと応援する気持ち、大森さんに届きますように!
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