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相馬彩乃 須田桃香 ピアノ アフタヌーン・コンサート


 『 Duet 』 相馬彩乃 須田桃香 ピアノ アフタヌーン・コンサート 2017 『 Duet 』 ピアノ アフタヌーン・コンサート 2017
相馬彩乃 、須田桃香 in 竹風堂大門ホール 長野



【 連弾 】

  カプースチン       シンフォニエッタ
  サン = サーンス     動物の謝肉祭
  ストラヴィンスキー   ペトルーシュカ

【 ソロ 】

  ショパン   ピアノソナタ第3番
          アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ

  … ほか


 須田桃香 すだももか ピアノ奏者 ピアニスト 須田 桃香   ピアノ
相馬 彩乃   ピアノ


2017年07月30日 (日)  14:00

於 : 竹風堂大門ホール   ≫ アクセス
〒380-0841 長野県長野市大門町 511
竹風堂善光寺大門店 3F   ☎ 026-238-1511

 『 Duet 』 相馬彩乃 須田桃香 ピアノ アフタヌーン・コンサート 2017

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【 館主敬白 】 相馬彩乃さん、たぶん この写真 手前から二列目、向かって左から三人目のフルートを持っているお嬢さんだと思うのですが … マルチな方のようですね。

相馬さん、何度か聴かせて頂いている方なのですが、彼女のソロリサイタルとかではなく信大の定期演奏会だったりしたものですから とくに彼女にチェックが入っていたわけではありません。 上手い子がいるな って認識も無かったです。 それが昨年 ( 2016 ) の長野県新人演奏会にご出演されているのを目にした頃から気になり始め、半年前 ( 2017/03/04 ) に実際の演奏も聴かせて頂き、今回、このコンサートを採り上げさせて頂く気になりました。

彼女のプロフィールを拝見させて頂くと コンクール等の実績もさることながら、高校は普通科、大学も信大教育学部ということで基本的 にアカデミックな高等音楽教育を受けていらっしゃるわけではなさそうです。 音大生、音大卒ではないのに この受賞歴は凄い とか言ってるのではありません。 信大功労賞も受賞されてるくらいで 確かに凄い事なのでしょうが、ピアニスト・相馬彩乃として考えるなら このくらいは普通だとも言えると思います。 ここで私が申し上げたいのは そういう事ではなく、彼女、音大生や音大卒とは違う何かを持ってるかもしれないよね、そこが面白かったら素敵だよね って期待値だったり伸び代だったりを感じる って事なのです。

※ この件に関し、マリンバ奏者の布谷史人さん、指揮者の岩村力さんのページもご参照願います。

※ 別件ですが、信大教育音楽科卒の皆さんの中には、確かコントラバス奏者としてイギリスに留学されてるお嬢さんもいらっしゃったと思います。 どうされているのでしょうか。 いつか当館で採り上げさせて頂く日を、心よりお待ち申し上げております。 待ってまぁーすっ!


さて、相馬さんのピアノを半年前に聴かせて頂きました。 その際の彼女は伴奏者としてのご出演でした。 このコンサートには出掛けており、長々と感想なども書かせて頂きました。 相馬さん個人ではありませんが伴奏して下さった皆さんの感想なども書かせて頂きましたので、よろしければお付き合いください。

     ≫ 信大教育音楽科 大学院 修了記念演奏会 2017

このコンサートでの相馬さんのピアノは、ソロとしてご出演の皆さんも含め 一番落ち着いており 余裕もあったと お見受けしました。 で、本当にソリストに寄り添い、引き立て役に徹していらっしゃったように思います。 これが相馬彩乃の個性であり実力って事なのでしょう。

ただ、別の伴奏者さんが、ぎりぎりのところで果敢にソリストに挑みかかり、セッションをしかけられていて … 拝聴していてとても楽しく 興味深かったものですから、相馬さんの演奏が無難でそつの無いものに思えてしまった事も確かなのです。 彼女の想いが私まで届いてきませんでした。

伴奏者のあり方の一つとして、きちんと収める、ソリストの邪魔をしない、足を引っ張らない、気持ち良く演奏してもらう ってスタイルも あり だとは思います。 ただ、意識の主な部分がそこに偏ってしまうと、なんか、聴かせて頂く側にとっては味気ない、キラキラしたものの感じられない音楽になってしまうように感じてしまうのですがいかがでしょうか。 私は伴奏者より、共演者を望んでいるのかもしれません。

まぁ ともかく、過日のコンサートは彼女の演奏を聴かせて頂くのも楽しみの一つでしたから、ちょっと消化不良のまま帰途に就く事になってしまった館主です。 拉麺 『 』 さんの “ あら塩拉麺 ” は美味しかったですけれど。

という訳で、今回のコンサートで相馬彩乃の真髄に迫れるかもしれません。 私の胸につかえていた もやもや を、やっと解消できそうな気がします。 息の合った連弾も楽しみですよね。 相馬さん、よろしくお願い致します。 楽しみにしております。 ピアノの調子が気になりますが 大門ホールは芸術館小ホールより響きません ( というか、あの小ホールが響き過ぎだと思うのですが … ) ので、気合を入れた演奏がしやすいかもしれません。

まぁ、ミケランジェロさんみたく マイ・ピアノを世界中に持ち歩いた方もいらっしゃいますが、リヒテルさんみたいにピアノを選ばず、狭い和室、アップライト・ピアノでのコンサートも平気で開いていた方もいらっしゃいますけどね。 映像で拝聴するばかりですが、それでもリヒテルさんの音ですよね。


須田桃香さん、大変申し訳ありません。 我が家の娘が佐久穂の青年のところに嫁いでいる事くらいで、須田さんの情報を私は持ち合わせておらず、須田さんについて書かせて頂く事が出来ません。 また、上記の理由により このコンサートを採り上げさせて頂いたものですから、タイトルで須田さんと相馬さんを入れ替えさせて頂きました。 ある方のリサイタルの記事なのに伴奏者の事ばかり書いてみたり、館主はこのような事を頻繁に、確信犯的にやらかしてます。 ただ、須田さんの事、今回の件を忘れてしまうつもりはありません。 いつかきっと須田さんの事も書かせて頂き、お詫びに代えさせて頂く所存でおりますので、ご無礼の段、ひらにお許し頂きたいと思います。

追伸 : 須田さま、当館への 掲載依頼 は有償とさせて頂いておりますが、無料券を1枚差し上げます。 もしよろしければご活用ください。



【 館主つぶやき 】 余計なお世話かもしれませんが … 須田さん、相馬さんお二人に申し上げたいです。 ピアニスト大森晶子を聴かれる事を強くお勧め致します。 たぶん既に聴かれた事があるかもしれませんし、何となく音楽が肌に合わないと感じていらっしゃる可能性もあります。 それでも、とにかく大森晶子の 追っかけ になるくらい何度でも、なるべく沢山聴かれる事をお勧め致します。 もちろんソロ演奏が基本ですが、連弾も室内楽もコンチェルトも それぞれ魅力的で、お二人にとって得るものが大きいと思います。 それから、オペラのコレペティを含めた伴奏者としての彼女も聴き逃して頂きたくないです。 大森先生に対する私の評価の中で、伴奏者としての大森晶子もかなり大きな部分を占めるからです。 彼女の伴奏、大変興味深く面白く楽しいです。 一度聴いたら病みつきになります。 どなたかのリサイタルに、大森晶子の伴奏を聴きに行ってもいいと思います。

かつて、江藤俊哉さんというヴァイオリニストがいらっしゃいました。 桐朋の学長を長く務められた方ですよね。 ヴァイオリニストなら、ムターさんなどもそうです。 ピアニストでは中村紘子さんとかベロフさんとか。 皆さん、ご自分のエクスタシーを持っていらっしゃいま ( す ) した。 大森晶子もカスタマイズ され パワーアップした 、オリジナル・エクスタシーの持ち主です。

音楽だけに限らないと思いますが、アーティストにとって一番肝心なのはイメージです。 テクはイメージを支え助 けてくれますが、極端に言えばただそれだけの存在なのだと思います。 指が速く動く事、鋭く突ける事、それ等は全て須田さん、相馬さんの こう弾きたい!を具現するためにあるのです。 私の申し上げる上記エクスタシーとは、豊かな想像力をはぐくみ、精進して会得したテクを自在にあやつり、自分のイメージどおりに弾けてるなぁ って感じながら演奏する事。 奏者は感じてるなぁ って感じながら拝聴する事。 それに尽きます。

ここでひと息。 オペレッタ、メリー・ウィドウ から、Kimmy Skota さんの Vilja Song 。 若い女性の初々しさと自負が伝わってきます。 フレーム・ワークがせわしなく、もう少し ゆっくり スコタ さんを聴かせて頂きたいですが … その演奏の素晴らしさもですが 「 ここまで歌えれば、ご本人も気分良く、充分ご満足だろーなぁ 」 って思ってしまいます。 こういう エクスタシー にはなかなか出会えません。 YouTube にだってなかなか見当たらない名演です。




大森先生の、歓びに満ち、颯爽と弾かれている姿を、目と耳と心にしっかり焼き付けておいて頂きたいです。 とくに須田さんは桐朋のご出身で、名教師はともかく、名ピアニストと呼ばれる方に接する機会も多かったと思いますが、大森先生もそういうピアニストのお一人です。 それが、信州にいるという幸運だけで、頻繁で格安に聴かせて頂く事が出来ます。 大森先生は長野県の宝ではなく日本の至宝ですからね。 それを信州人だけが占有してるんですから、 県外の人からは考えられない事ですよね。

   ちょっと褒め過ぎちゃったかなー。  ^^

わけの分からないジジイにうるさく言われたけど、大森晶子を聴いといて本当に良かった。 と思って頂ける日が、いつかきっと、お二人のピアノ人生の中に必ずやって来る事をお約束致します。

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[ 2017/07/30 14:00 ] 公演予定・元 終了公演 | TB(-) | CM(-)