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横須賀交響楽団 第123回定期演奏会 2018

 横須賀交響楽団 第123回定期演奏会 2018  横須賀交響楽団  横須賀交響楽団

横須賀交響楽団 第123回定期演奏会 2018
in よこすか芸術劇場



ベルリオーズ          ローマの謝肉祭 Op.. 9
ビゼー              交響曲 第1番 ハ長調
リムスキー = コルサコフ   交響詩 『 シェヘラザード 』 Op. 35


石野 雅樹       指揮

横須賀交響楽団   管弦楽


主催 : 横須賀交響楽団 / 公益財団法人 横須賀芸術文化財団


2018年06月24日 (日)  14:00

於 : よこすか芸術劇場     ≫ アクセス
〒238-0041 神奈川県横須賀市本町 3-27   ☎ 046-828-1602

 横須賀交響楽団 第123回定期演奏会 2018

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主催者、演奏家の皆さまへ



【 事務局便り 】 横須賀交響楽団、123回目の定期演奏会。 150名の団員。 なんか、夢のようですね。 ここ、横須賀少年少女合唱団の記事をまとめていたら見かけてしまったのですが … 横須賀ってすごいですよね。子供たちの合唱団、大人の合唱団、オーケストラ、どれも大変盛況なようです。

まず、演奏曲目が気に入りました。 サイトを続けていると、ベートーヴェン、ブラームス、バッハ、それにピアソラとかとか … もちろん嫌いではないですが少々食傷気味なのも否めません。 そっかぁ、ビゼーは最初の交響曲に C dur を持ってきたんだ。 初めて知りましたし、少々驚きました。 とくに素人なので、あまり調性に振り回される必要は無いと思うのですが、たぶん作曲家はそれを意識しており、その事を知っておくことは重要ですよね。 いい勉強をさせて頂きました。 100回を超えて定期をやっているオケならではだと思いました。

圧巻は 『 シェヘラザード 』 。 あわててコンサート・マスターさんを調べさせて頂きましたが詳しくは分かりませんでした。 客演でもなさそうです。 きっと素晴らしいコンマスさんがいらっしゃるのでしょう。 2プルの裏あたりの方、最高だろうなぁ。 降り番で客席最前列、かぶりつき ってのもいいですが、もし団員だとしたら情けない気もします。 最後尾でもいいから乗っかってたいですよね。

これ、在京のプロ・オーケストラがやっても、「 当オーケストラのコンサート・マスター、*** がお送りする … 」 とかって 大きくアピールするところだと思うのですが、横須賀交響楽団さんはとくに誇張するわけでもなく、普通に、淡々と シェヘラザード を演目に持って来られてます。 実力ばかりでなくこのオーケストラの、はしゃがず表には出さない美学、秘めた自信と自負を感じます。 心から敬意を表したいです。 本当ならスタンディング・オベーションさせて頂きたいところですが、なんか、ここでは皆さんから顰蹙 ( ひんしゅく ) をかってしまいそうで … 心の中で、心よりスタンディング・オベーションを送らせて頂きますね。


※ 当館は、クラシック音楽の入り口で戸惑っている方々に 「 クラシックって面白いよ、コンサートに行ってみようよ! 」 ってのをお伝えする事が主目的です。 このまま事務局だけで盛り上がっていても仕方ないので、もう少し本来の趣旨に沿って話を進めさせて頂きます。

アラビアンナイト ( 千一夜物語 ) 、『 アラジンと魔法のランプ 』 『 シンドバッドの冒険 』 とかとか。 詳しくなくてもいいですが、ご存知ない方はいらっしゃいませんよね。 詳細は Wiki など参照して頂くとして … 昔、ペルシャの王様が妻の不倫に女性不信となり、街の若い娘と一夜を過ごしては、翌朝にはその首をはねてしまう、という事を繰り返しすようになってしまい … で、この暴挙への対応に困り果てた大臣の娘シェヘラザードは、命がけで毎晩、王様に物語を語り続け、いつしか王様の頑なな心もシェヘラザードへの信頼と愛情へと変っていく、というのが大まかな筋。アラジンシンドバッドは、シェヘラザードが語った物語の中の登場人物ですよね。

ロシアの作曲家 リムスキー = コルサコフ という人が、このイメージをオーケストラの曲にし、シェヘラザードと名付けました。 この曲、四つの楽章から構成されますが、交響曲ではなく交響詩としたのには、第1 ~ 第4楽章というイメージではなく、4つの物語としてそれぞれを独立、対等としたかったからではないでしょうか。 実際、その一つ一つに物語のサブタイトルがついています。 そして、全曲を通して王様やシェヘラザードをイメージした旋律が所々に出て来ます。

王様のメロディー ( これを業界用語ではモチーフと呼び、これ、テストに出ますので覚えといて下さい ) は力強く高圧的、いかにもって感じの おっかなさなのに対し、シェヘラザードさんのモチーフは賢く妖艶に聴こえてきます。 こんな女性となら人生の路 ( ヒラリー・クリントンさんのご主人的に言えば 『 不適切な関係 』 ってやつですかね ) を チョッピ 踏み外してもかまわないかも、って感じです。 そして、シェヘラザードさんのモチーフは全曲を通してコンサート・マスターがヴァイオリン1本で担当します。 この曲、そのオーケストラのコンサート・マスターの技量、しいてはオーケストラの力量が問われる場でもあり、そういう意味合いを持つ見せ場でもあるのです。

あ、メロディーのイメージをどう感じるかは、受け取る側の自由です。 先ほど 『 妖艶 』 、つまり 大人の色気 と書かせて頂きましたが、これは当事務局の勝手な妄想であって、当館としては正しくても、お客様へ押し付けるものでは決してありません。 お客様は 『 清純 』 でも 『 可憐 』 でも 『 健気 』 でもかまわないのです。 さらには、事務局員が解剖学的にも動物行動学的にも人間の♂だからこんな風に感じるのであって、女性からしてみれば 『 したたか 』 『 生意気 』 『 ぶりっ子 』 、『 男どもが創り上げた虚像 』 なのかもしれません。 お客様におかれましては、ご自分の感じた事を、自信を持ってそのまま最後まで全うされる事を強くお勧め致します。

※ 私事で申し訳ありませんが、この度、2018/04/04 付けの人事異動により、事務局員として再出発する事となりました。 よって、コメントのタイトルを 【 事務局便り 】 とさせて頂いております。

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